デモ動画: 2chであってもスピーカーMixの音源はHPL化すべき
Airfolc RA-6010-HPL
HPLプロセッサー
2chから22.2chまで、あらゆるフォーマットを高音質にバイノーラル化し、リスナーにサラウンドをヘッドフォンやイヤフォンで手軽に楽しんでもらうための音楽や番組制作、そして制作現場ではサラウンドのヘッドフォンモニタリングとして活用できる業務用バイノーラルプロセッサーです。
スピーカーでMixしたバランスを忠実にヘッドフォンで再現する。
それは各chごとの定位を正確に実現することがすべてではありません。
5.1chであれば、6つの音のバランスの再現が重要です。
それをスピーカーとは全く異なる再生装置であるヘッドフォンでどう実現するか。それにはスピーカーとヘッドフォン、両方のサウンドをよく知る必要があります。
元音源の優れた音質を出来る限り損なわずバイノーラル化することが出来る、それがHPLです。
今後コンテンツの配信が増え、視聴環境もヘッドフォンやイヤフォンが増加すると思われます。
これまで出来なかったサラウンド制作を行い、より良い番組制作を行うチャンスです。
是非HPLプロセッサーRA-6010-HPLをご活用ください。
HPLプロセッシングはすでに以下の様な実績があります。
- ハイレゾサラウンド作品 -
音質に拘るレーベルからハイレゾサラウンド作品がHPL化されています。
録音Mix技術に送られる日本音楽スタジオ協会の日本プロ音楽録音賞にて、2017, 2018, 2019年とハイレゾ部門で最優秀賞を受賞した作品は、いずれも9.1ch(5.1.4)MixをHPL化した音源としてリリースされています。
これらはスピーカー用音源としては、2chと5.1chのみリリースされ、9.1chが聴けるのはHPL版のみです。
- 22.2chのバイノーラル作品 -
22.2chの音楽作品「Lenna」(Miyu Hosoi)は、HPLプロセッシングを使い、始めからヘッドフォンにより22.2ch Mixを行った作品です。
それを逆に22.2chスピーカーシステムで再生することができ、HPLによるヘッドフォンMixの可能性が示されました。
同作は2019年の日本プロ音楽録音賞のハイレゾ部門優秀賞とニュープロミネントマスター賞をダブル受賞しています。
- 放送・配信 -
・第17回ヴァチカン国際音楽祭~3Dオーディオ HPL版~ (WOWOW)
13.1ch MixのHPL版を主音声で放送。
・萬福寺音舞台2016 (毎日放送)
22.2ch MixのHPL版を副音声にて放送。
・ササシマMUSIC BASE (中京テレビ放送)
5.1ch MixのHPL版を副音声にて放送。
・プロ野球ショウアップナイター2018 (ニッポン放送)
球場常設マイクを使用しサラウンドMix+HPL化をリアルタイムで行い生中継放送。
・RITTOR BASEライブ配信
ROTH BART BARON "極彩|IGL(S)" from HOWL SESSION -online- vol.4 featuring 西田修大 他、上質なライブをHPL化し空間オーディオな生配信。
- 機能 -
●各chフォーマットのリアルタイムバイノーラル変換
対応入力フォーマット(48kHzサンプリング時):
2.0, 5.1, 7.1, 7.1(5.1.2), 9.1(5.1.4), 10.1(5.1.4.1), 11.1(7.1.4), 11.1(5.1.5.1), 11.1(9.1.2), 11.1(3.1.8cube), 13.1(7.1.6), 13.1(7.1.5.1), 22.2
●48kHz, 96kHz, 192kHzサンプリング対応
※96kHz, 192kHzは入力ch数が制限されます。
- 主な仕様 -
入力:
MADI(optical, coaxial), AES(Dsub25-TASCAM), ワードクロック(coaxial)
出力:
MADI(optical, coaxial), AES(Dsub25-TASCAM), アナログ(XLR), ヘッドフォン(6.3mm StereoPhone)
LANポート:
ファームウェアアップデート他
本製品は、ミックスウェーブ社の開発製品です。
https://airfolc.mixwave.co.jp/own_products/102/