家庭のスピーカーシステムやプロの現場のモニターシステムにとって、スピーカーを置く部屋の環境が与える音への影響はとても大きなものです。

同じスピーカーシステムを用いても、部屋が変われば周波数によって10dBまたはそれ以上の誤差が生じ音が変わってしまいます。
それらは主に中低域から低域の特性に大きく影響しています。

Anti-Mode 2.0 Dual Coreは、付属のマイクロフォンを用いて部屋を測定し、高性能音場補正技術"Anti-Mode"により中低域以下の特性を自動的に補正することができます。

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※ここがポイント！
Anti-Mode 2.0 Dual Coreは、全周波数帯域を補正しません。
すべてを平坦にすることは、スピーカーや部屋の特徴をすべてキャンセルしかねません。
必要最小限の補正を低域のみに対して行い、音楽を聴く上での部屋の悪影響だけをキャンセルするのが本製品の特長です。
それにより、どの環境の音場においても特性を無理なく整える(ルームチューニングorルームキャリブレーション)ことができ、こもったりボワっと広がった低音を引き締め全体の明瞭度を上げることや、異なる環境であっても均一なモニタリングが行えるなど、リスニング、モニタリングにおいて非常に効果を発揮する製品です。

また、補正後の特性を豊富な機能やEQによって微調整することもできます。

入出力は、アナログ(バランス/アンバランス)、デジタル(SPDIF/USB)が用意されており、デジタル機器の間に接続することも、アナログとデジタル機器の間に接続して、ADコンバーターやDAコンバーターとしても使用することができ、あらゆるシステム環境に導入することができます。
高性能なADCおよびDAC回路により、アナログ入出力使用時にも音色の変化は気になりません。

測定も含め操作はいたって簡単で、製品自体コンパクトでありながらも視認性に優れたディスプレイもあり、大変使い勝手の良い製品です。

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​​※音場補正手順はこちら

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- 特徴 -
●新開発Anti-Mode2.0自動音場補正アルゴリズム
●ジッターフリーの高性能DACとして使用可能
●USB入力およびSPDIFオプチカル入出力装備
●高い要求に応えるデュアルバランスADコンバーター
●6.144MHzオーバーサンプリング、ジッターフリーのデュアルバランスDAコンバーター
●ボリュームコントロールを持ちプリアンプとして使用可能
●完全なデジタル精度を実現するアナログ抵抗ネットワークボリュームコントロール
●豊富なサウンドカスタマイズ機能
（ハウスカーブEQ、リニアフェイズチルトEQ、パラメトリックEQなど）
●補正結果とEQ設定を保存し切り替え可能
●操作性に優れ設定が簡単なGUI
●測定とその結果を表示する262kカラーディプレイ
●フルデジタル信号処理を実現するSPDIF入出力
●豊富な入出力により、プリアンプへのインサート接続、プリアンプやパワーアンプの前段、またはDACやプリアンプとしても使用可能

- 用途 -
●ホームオーディオシステムの音場補正
●スタジオモニタリングシステムの音場補正
●収録時の仮設モニタリングシステムの音場補正